独立・開業は簡単？

心理カウンセラーが独立開業するために必要なポイントについてまとめました。

心理カウンセラーの独立開業には自分なりのスタイル確立が大事

独立して相談所を開くとなれば、受け付けはもちろん、新規顧客開拓やマネージメント、経費計算まですべて自分で行わなけれいけないため、慣れないうちは苦労の連続だと思います。

また、心理カウンセラーとして独立したにも関わらずそれだけでは収入が足りず、執筆などの副業で食いつないでいる方も数多くいるそうです。

カウンセリングルームを創設すると様々な費用がかかってしまいますので、まずは自宅でインターネットや電話を利用したスタイルで展開するのも手。現代社会において悩みを誰かに相談したい人はたくさんおり、需要は間違いなくあるので、誰でも気軽に相談できる媒体を使うのはオススメです。

また、特定の問題に特化することも時には必要。「どんな悩みでも聞きます」というよりも「○○専門！」と売ったほうが信憑性が高くなり、対象人数は減りますが実際に相談してくれる方は増えるはずです。

自分の得意分野であれば、質問に対するアドバイスもより的確なものになりますので、評判も上がっていくでしょう。

心理カウンセラーとして独立したいなら、自分の得意な分野の見極め、営業スタイルをまずはじっくりと検討してみてください。

心理カウンセラーとして独立成功！体験談紹介

ここでは、独自のスタイルで成功したカウンセラーさんの口コミをご紹介します。

【地道な草の根活動がたくさんの仕事に！】
「資格取得を目指していた時から、自身の経験から結婚・離婚を扱うカウンセラーになりたいと思っていました。通信講座で資格取得後はまず友人・知人の悩みをメインに相談に乗ることに。そこから草の根活動でファンを増やし今では多くの依頼が舞い込むようになりました！それに加え「婚活の会」を結成、多くのご縁を結ぶお手伝いもできるように！私にも別の意味で縁があり、なんとラジオの仕事が舞い込み、本当に驚きました」

【相談サイトにファンがついた】
「手に職をつけたいと思い、資格取得。現在は相談サイトにカウンセラーとして登録しており、無料・有料カウンセリングを担当しています。中間マージンを取られてしまうので収入は微々たるものですが、私を目当てに来てくれるファンがついてきたのが何よりも嬉しいですね。将来は開業カウンセラーとして活躍するのが目標です」

【アロマ+心理学でプライベートサロンを開業】
「もともとアロマテラピストとして仕事をしており、施術に来るお客さんの悩みをアロマ以外でも解決してあげられる存在になれるかもと思い、資格取得を機に独立。マンションの1室にプライベートサロンを構えました。施術前のカウンセリングをより丁寧に行えるようになり、不調のサインもキャッチしやすくなりましたね。アロマ＋心理学で心と体の悩みが非常に軽くなるそうで、多くのリピーターさんが通ってくれています」

やはり成功するには「自分なりのプラスアルファ」は大事な要素です。

特技がなくても、地道な草の根活動や身の丈に合ったカウンセリングをこなすことで経験になり、将来の糧になるのですから。

何も独立と開業を同時にする必要はありませんし、開業したからと言って立派なカウンセリングルームを構えなくても大丈夫。はじめは大変かもしれませんが、続けるうちに成功への糸口を見つけられるはずです。